WordPress(ワードプレス)サイト構築の5ステップ。
今日は【ステップ2】独自ドメインを所得する。になります。
ステップ1を確認していない場合には、最初に確認しておいてくださいね。
→ 【ステップ1】WordPress(ワードプレス)サイト制作に必要な下準備
独自ドメインとは?
まず独自ドメインというのは、example.com、examle.jpといった「サーバー世界」での住所のようなものになります。
独自ドメインとサーバーの関係を、マーベリック的に図示するとこんな感じです。
現実世界では(けっこう「サーバー世界」でも)ヒルズ族と言われるような人たちが、六本木ヒルズにオフィスを構えているということを権威付けに使っているように「サーバー世界」の住所、ドメインにもそれぞれの価値があります。
今までに最も価値があるとされ、市場最高値で取引されたドメインは「privatejet.com」3,018万ドル(約24億円)で取引されました。
いきなりそんな高額なお金を支払って、超価値の高い銀座の一等地に乗り込んで行くのは、個人レベルでは投資効率が明らかによくありません。
ですのでまずは物価の安い田舎のドメインを取得して、自分でその価値を高めて行くことを考えていくといいと思います。
ドメイン選びのポイント
ドメイン選びのポイントとしては、以下の2つです。
- 覚えやすいこと(心理面・ユーザビリティからのアプローチ)
- キーワードを含むこと(SEO的アプローチ)
覚えやすいドメインは正義だ!
心理的なアプローチ。もしくはユーザビリティ的な視点から、どんなドメインがいいのか?という点について考えてみましょう。
まず『覚えやすいこと』をさらに分解して考えると、以下の4つのポイントが出てきます。
- できるだけ短いこと。
- サイト名や内容と関連があること。
- 声に出して読みやすいこと。
- できればやっぱり .com の方が覚えやすい。
少しだけ応用を効かせて、アジアの○○情報を発信していくので、あえて .asia を選択したり、全体の音、バランスを考慮して、あえて .jp を選択したり、ということも考えられます。
けど、そもそもなぜ覚えやすい方がいいのか?
この答えは、現在のユーザーがどういった操作を経てサイトを見ているのか?という点。つまりユーザービリティ的な側面から考えてみると見えてきます。

例えば、ぼくが運営しているとある『WEBメディア』のアクセス解析を見てみてください。これはユーザーがどこからサイトに来たのか?というトラフィックを確認する画面になります。
1位:(direct)/(none)
2位:google / organic
3位:yahoo / organic
4位:bing / organic
・・・
となっています。(direct)/(none)というのは、直接ブラウザのアドレスバーにURLを打ち込んだり、メルマガなどのリンクから来たということ。
そして、google、yahoo、bing のorganic というのは、広告(PPCとか)のリンクを含まない自然検索での流入を表しています。
「検索」文化が進み、多くのユーザーが「サーバー世界」で検索を使ってサイトまでたどり着きますが、一方ですっかり「サーバー世界」に慣れてしまったユーザーたちは、ブラウザのアドレス欄に直接ドメインを打ち込んで、一発で目的のサイトを表示させるという方法もよく使います。(ぼくも、良くアクセスするサイト程、直接アドレス欄にURLを打ち込みます)
自分の『WEBメディア』のファンになってもらえばなるほど、URL自体を覚えていてくれるものです。
逆説的に言うと、覚えやすいドメインは人の記憶に残りやすく、また『WEBメディア』に来てくれる可能性を引き上げる力も持っているということになります。
キーワードの入ったドメインはSEO的に強い
『SEOは水物』とはよく言いますが、ドメインに関して言えば、SEO的に上位表示を狙いたいキーワードを含んだドメインにしたほうが、SEO上有利に働くと言われています。
ドメインは、『WEBメディア』の住所みたいなものですから、そこに特定のキーワードを含んでいれば、SEO的に評価されるのは想像ができますよね。
例えば、casino.com というドメインを使っていれば、カジノについての『WEBメディア』だということは容易に想像ができるわけです。
バランスが大事
上記の2つのポイント。これを完全に満たすドメインを取得するには、なかなか難しいかもしれません。
どちらかに偏りすぎていたり、いいドメイン名のアイデアが浮かんだとしても、既に誰かに取得されていたり…。
焦る必要はありません。どんどんアイデアを出し、2つのポイントのバランスを考えてみましょう。きっとしっくりと来るドメインが見つかると思います。
ちなみに、ドメインは以下のようなサイトから取得可能か検索したり、実際に取得したりすることができますので。
→ ムームードメイン
独自ドメインについては、以上です。ご質問などあれば、コメントくださいね。
明日は、WordPress(ワードプレス)をサーバーにインストールする方法について、順を追って説明したいと思います。
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