Googleアドワーズの利用を始めた時、一番最初の挫折ポイントが『用語の意味がよく分からない・・・』ということではないでしょうか?
ぼくも最初はそうでしたねー。
Googleアナリティクスもそうですが、外国からやってきたツールなので、どうしてもベースが英語の用語になっているんですよね。どんな業界でもあることですが、専門家は英語での専門用語に慣れていて、逆に無理やり日本語訳をされると分かりにくい・・・そんなことも多々あるので、英語の用語ベースを残しているのではないかと思います。
それが初めて触る人の挫折ポイントを増やしているのですが、実は慣れたら操作自体は簡単だし、だれでも扱うことが出来ます。
Googleアドワーズを理解する最初のポイントは、3つの箱で構成されているということを理解することから始まります。
Googleアドワーズで、アカウント、キャンペーン、広告グループの構造を理解する
ぼく的にはキャンペーンという言葉が、一番分かりにくくて苦労しました。3つの箱は、以下のような構造になっています。

一番大きな箱として『アカウント』があり、その中に複数の『キャンペーン』を設置できます。ひとつの『キャンペーン』の中には、複数の『広告グループ』が設置できる形ですね。
実際の使用例を通して、概念を掴みましょう。
一番大きな枠組み『アカウント』
まず『アカウント』。例えばぼく、宮本のアカウントを利用します。『アカウント』は例えば、会社のアカウントを作ってもいいですね。
共有するユーザーの設定も可能ですので、例えば会社のアカウントを作っておいて、支払い情報なども会社のもので登録しておく。そして、社員を共有ユーザーとして登録しておけば、複数人での管理も楽になります。
もはやデバイスでも分けたい『キャンペーン』
次に『キャンペーン』。この項目では、検索かディスプレイネットワークの選択、デバイスの選択、地域ターゲット、言語の選択、一日の予算設定などが可能です。
Googleアドワーズでは、簡単に言えば細かく、丁寧に調整し、運用したもの勝ち!的なところがありますので、『キャンペーン』もできるのであれば、細かく設定しましょう。
- プロジェクトA/検索/PC
- プロジェクトA/検索/タブレット
- プロジェクトA/検索/スマホ
- プロジェクトA/ディスプレイ/PC
- ・・・
という感じですね。細かく設定をしておくと、運用の時に役にたちます。
広告文とキーワードの設定ができる『広告グループ』
Googleアドワーズの場合、ひとつの広告文を出稿して終わり・・・ということはあり得ません。いや、あり得るのですが、それではいい広告結果を出していくことは難しくなります。
一番下の階層『広告グループ』には、広告文やキーワードを設定できます。ですので、『広告グループ』を複数作成して、広告文も『広告グループ』の数だけ複数作り、キーワード毎に細かく設定をしていくのです。
ひとつの『広告グループ』には、3〜5つ程度のキーワードを設定し、キーワードにあった広告文をひとつひとつ丁寧に設定していきます。
コメントを残す