例えば、銀行のとある支店で、融資総額100億円。毎月の『元本返済』として戻ってくる額が1億円(金利2.0%)であれば1億円の2% = 200万円ずつ、毎月の粗利が減っていってしまいます。
銀行にとっては、『元本返済』されてきた額の金利分だけ毎月、売上が減っていってしまうのです。
ほっておくと売上が減っていくので、銀行の営業マンは、常に融資先を探しています。
ファーザー:「1本(1億)元本ストップしたら楽になるよ。3本ストップできたら、世界が変わる。」
が・・・元本ストップ???
修羅の常識は常に本質を突いてくる
元本をストップ。融資という名の借金をして、元本を返済しない。金利だけ永遠に返済する。ってこと。
宮本:「そんなことが許されるのか!?」
正直、そう思いました。だけど、冷静に分析していくと理にかなっているのです。
『元本返済』とは銀行にとって何か?
一般的には、貸したお金が返ってこないと損をするので、毎月決まった額の『元本返済』をしてもらうのは当たり前ですよね。
でも、先に述べたとおり、銀行にとっては、『元本返済』されることで売上が減ってしまう。
- 『元本返済』されると売上が減って困る。
- 『元本返済』されないと、回収できないかもしれないから怖い
という、矛盾が発生しているんですね。 『元本返済』されないと、回収できないかもしれないから怖い
ということの裏側には、銀行は、疑っているということです。疑っているから、元本を少しずつ回収してリスクを減らしていこうとするんですね。
では、銀行と特別な関係になり、強固な信頼構築ができていたらどうでしょうか?
銀行の利益だけを純粋に考えれば、『元本返済』をせずに、永遠に利息だけを払い続ける方が、銀行の利益は最大化されませんか?
実際にぼくも、にわかには信じられませんでしたが、自分自身が銀行と付き合うようになり、『元本返済』をせずに金利だけの支払いしかしていない融資もいくつかあります。
あとはこれを、1本、2本とどう増やしていけるか?というところです。
『元本返済』とは何か??銀行の立場にも立ってみて自分なりに考えてみるといいかもしれません。
考えてみた結果や、わからなかったことなどは、無料相談でぜひ聞かせてくださいね。
(写真)ネットで商品を購入したときに入ってたチラシ。英語の参考になるかと思ってパチリ☆
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