フランチャイズ本部の財務メリットと金融メリット

フランチャイズ本部の財務メリットと金融メリット

ネッティング=オープンアカウントが作り出すFC(フランチャイズ)本部の財務メリット

例えば、不動産でいうところの戻ってくるお金である敷金と戻ってこないお金である礼金。

あなたとぼくが2人で不動産を購入しようとなった場合、普通、戻ってくるお金である敷金を取りたいと思わないだろうか?

仮にぼくがあなたに、「ぼくは戻ってこない方のお金、礼金の方を負担するよ」と言えば、「なんて、いいやつなんだ」となるはずだ。

「FC(フランチャイズ)」の場合、返ってこないお金を負担し続けのが本部である。

なぜ本部は損を取るのか?このからくりを解き明かすのが、経費と資産という考え方だ。この時の敷金は資産で、礼金は経費にあたる。

敷金・礼金の例だけではなく、資産になるものは限りなく「フランチャイズ」オーナー側に持たせ、本部は経費を負担するというのが、「フランチャイズ」本部のポイントのひとつ。

「フランチャイズ」オーナー側は資産が増え、本部様ありがとう!となるわけである。

この場合、本部側は目先の資産よりも財務メリットをとっていることになる。ノウハウ、特許等、すべて税金の控除になる。

では、FC(フランチャイズ)本部は一体どこで利益を出しているのか?

その謎を解き明かすのが、金融メリットの部分だ。

ネッティング=オープンアカウントが作り出すFC(フランチャイズ)本部の金融メリット

セブンイレブンのような「フランチャイズ」の本部は実際には、何も売買せずに、代理支払いをしているだけにも関わらず・・・

毎日お金だけが、オープンアカウントに積み上がっていく状態だということは理解していただいただろうか。

数百、数千、数万のFC(フランチャイズ)加盟店が日々の売上をオープンアカウントに振り込み、本部がその取引を列挙。毎月のプラスマイナスの差額だけを計算し、実際には決済しない。

あくまでも差額だけ決算したものを翌月に繰り越していく。

仮処理のまま、毎月の資金を翌月に移動させていく。

もし加盟店側が一時的にマイナスになった場合、FC(フランチャイズ)本部からマイナスになった加盟店に金利6%の自動融資が発動する(セブンイレブンの場合)。

すべて最初の契約書の中に記載されていることのため、新たな契約書などは必要なく、自動的に融資が発動するのだ。

融資分の金利など、あらたに加盟店から支払うのではなく、オープンアカウントの中で保留されている資金から徴収できるため絶対に取りっぱぐれのない6%になる。

本部がマイナスになっている加盟店に融資を出すと行っても、オープンアカウントの中での処理を行うため本部側は1円すらも出していないのだ。

他人のお金を預かり、他人のお金を使って自動融資をしているというわけだ。

オープンアカウントの中に、本部の資金は1円たりとも入っていない。ただ、加盟店からの売上等が入ってくるだけ。

この事実は、本部が無利子で資金調達をしていることと同義である。

オープンアカウントの中に、無利息で資金調達をして、6%の自動融資をするというスキームの正体がここにある。

さらに言えば、FC(フランチャイズ)本部は、オープンアカウントで滞留しているお金を再投資できる。

先ほどの自動融資もある意味では再投資だ。

あるいは、事業投資したり、株に投資をしたり・・・FC(フランチャイズ)本部次第である。

さらにおいしいのは、自分の「フランチャイズ」の店舗を出店すること。ただし器だけ用意する形で。

セブンイレブンでもA店、B店、C店のように、加盟店によって条件が異なる。

独立事業者同士の契約には変わりがないが、FC(フランチャイズ)本部が器を用意したC店とかになると、ほとんど利益がなく、ほぼサラリーマン状態だ。

とにかく本部としては、店舗数増やしていくことを目指していく。するとどうなるのか?

無形の固定資産、商標の価値が高まっていくのだ。

無形固定資産というのは、ディスカウントキャッシュフロー法で計算できるものだが、一番のポイントは、いかに商標価値を高めるかという部分。

例えばFC(フランチャイズ)で、ディスカウントキャッシュフロー法で計算すると、1店舗増やすと8,000万円の収益が上がるという計算が立つと仮定しよう。

5,000万円の持ち出しがあったとしても、3,000万円の含み益ができるっていう形になる。

100店舗あるのであれば、3,000万円×100店舗で30億円の含み益ができるという計算だ。

ディスカウントキャッシュフロー法で計算できる先々の見込みの収益、もしくは無形固定資産、ここが「フランチャイズ」の本部を運営する上での1番のポイントであり、最も大きな果実になるのだ。

つまり、FC(フランチャイズ)本部側は、目先にある加盟金等を目的にする必要は全くない。

目先の収益やメリットは、全部他人に取らせて、本部は最初、損の道を行く。この損が、後々、最も大きい富をもたらしてくれるという仕組みになっている。

利益が出るのは一番遅いが、もっとも大きな果実を得ることが出来る。

1番最後の最後まで耐えられる者がFC(フランチャイズ)本部というわけだ。

さらに、先ほどの例のように、30億円の含み益ということになれば、少ない店舗数だとしても上場が可能になってくる。

もしくは上場している赤字の企業に売却することなどが可能になってくる。

これが金融工学を駆使した錬金術。「フランチャイズ」本部の金融メリットの部分である。

● FC(フランチャイズ)を活用した資産構築術 ●
http://maverick5.com/lp/fc-mail/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA